大崎中では、中学時代をゴールデンエイジ(6〜15歳)の最終ステージと捉え、個人ベースでは、ボールのコントローラビリティと巧緻性の向上を、チームとしては高度なコンビネーションの構築能力の修得に力を入れています。ゴールデンエイジとは、脳神経系の可塑性が高く、新たな技術を習得(技術の習得は新たな神経回路の形成)するために、最も適した時期であると言われています。動きを頭で理解してから体に伝えるのではなく、見たまま感じたままのイメージに従って体全体で技術を吸収すること→【即座の修得】ができる特別な時期がゴールデンエイジです。従って、過度な筋肉トレーニングやランニングは避け、理想とするプレイヤーやチームのビデオを配布し、それを繰り返し見ては練習するという方法をメインに据えています。
天才的なプレーを身に付けることができるのが、ゴールデンエイジの限られた数年のみであることは、ブラジルのトップサッカー選手やフィギュアスケートのトップスケーターが証明しています。浅田真央選手のトリプルアクセルや、体操床での白井健三選手の4回転ひねり技などは、年齢や筋力の増加によって身に付けたものではありません。天才的なプレーのイメージ、身のこなし、ボールコントロールなど、いわゆるそれぞれの競技センスに磨きをかけることがこの年代にとって最も重要なテーマであることは、世界のスポーツ界の常識となっています。
大崎中ではビデオライブラリーを作成し、選手がいつでも先輩のお手本プレーを見て、又は自分のプレーを確認して練習に取り組むことで、技術の修得に役立てています。ほんの一部ですがご覧ください。
スパイク練習ビデオ
コンビ練習ビデオ
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